30歳を過ぎたころから、体は細いのにお腹だけがぽっこり出てきた、と悩んでいる女性は多いですよね。
若い時と変わらない生活をしているのに、なぜぽっこりお腹だけが出てしまうんだろうと気になることでしょう。
実は、女性のぽっこりお腹の原因の多くは、筋力低下と皮下脂肪の増加なんですよ。
そこで今回は、ぽっこりお腹を解消する方法をお伝えします。
女性に多いぽっこりお腹の原因と解消法を知って、すっきりしたお腹を手に入れましょう。
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女性のぽっこりお腹の原因は?
ぽっこりお腹の原因の中でも女性によくみられるのは、筋力の低下と皮下脂肪の増加です。
一般的に、女性は男性に比べると、筋肉量が少なく、筋力も早く低下していきます。
特に、運動習慣がない人の場合だと、筋肉は20歳から減少し始め、30歳からは1年に1%ずつ低下してしまうのです。
お腹周りの筋力が低下すると、内臓を支えることができなくなります。
その結果、内臓が下がってきてしまい、ぽっこりお腹の原因となるのです。
そして、筋力が低下したお腹には脂肪が入りやすくなるので、皮下脂肪がつきやすくなります。
女性は特に皮下脂肪が増えやすいですよね。
それは、女性は出産に備えて脂肪を蓄えて子宮を守る必要があるため、皮下脂肪が増加しやすい体になっているんです。
しかも、年齢を重ねるにつれ、基礎代謝量が落ちてくるので、今までのようにエネルギーを消費することができなくなります。
だから、若い時と変わらない生活をしていると、エネルギーの消費と取り入れたエネルギーのバランスが悪くなってきます。
そのため、エネルギー消費量よりも取り入れるエネルギー量が上回ることとなり、皮下脂肪が一気にお腹周りに増えて、ぽっこりお腹の原因となってしまうのです。
つまり、筋力低下も皮下脂肪の増加も、運動不足と加齢によって引き起こされるものだと言えるでしょう。
ぽっこりお腹解消法は?
女性に多いぽっこりお腹を解消する有効な方法は、有酸素運動と筋トレです。
有酸素運動は、毎日行うことで脂肪を燃焼してくれます。
代表的なものは、ウォーキング、ジョギング、エアロビなどでしょう。
でもなかなか時間を取れない人もいますし、雨が降ることもありますよね。
そういう方には、踏み台昇降運動は室内で手軽にできて、効果も高いのでおすすめですよ。
踏み台の高さは、高すぎると筋肉がつきすぎるので、10~20cmのものが良いでしょう。
また、はじめは20分程度を目安に行い、徐々に増やしていくと無理なく続けることができますね。
筋トレは、続けて行うと成長ホルモンが分泌されるので、筋肉を育てることができます。
ぽっこりお腹を解消するためには、体の中でも大きい筋肉を鍛える運動を行った方が、筋力のアップにつながります。
特に、足を上げて行う自転車こぎは、ぽっこりお腹解消に効果的です。
次の動画は、トレーナーの方がわかりやすい説明と実演をしているので、見ながら行うと良いでしょう。
筋肉量が増えると基礎代謝量が上がりますので、毎日継続することで、ぽっこりお腹がより早く解消されるようになりますよ。
また、筋トレを行う前にはしっかりストレッチをし、体をほぐしてから行うようにしましょう。
有酸素運動と筋トレは、両方とも行うと、筋トレで筋肉にならなかった脂肪を、有酸素運動で燃焼してくれますので、ぜひ一緒に行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
女性のぽっこりお腹の原因には、筋力の低下と皮下脂肪の増加が関係していました。
女性の体は赤ちゃんを守るため、どうしても脂肪がつきやすいものです。
普段から運動することで、筋力を維持することができ、ぽっこりお腹解消の手助けとなります。
自分に合う方法で少しずつ行い毎日継続すれば、ぽっこりお腹は解消されていくことでしょう。