瑛太さんが2017年に出演した映画といえば、三浦しをんさん原作の『光』を語らないわけにはいきません。瑛太さんが演じるのは主人公・信之の幼馴染役「輔(たすく)」です。映画「光」のあらすじや感想、瑛太さんの役どころや評価など、気になるところをご紹介いたします。
瑛太さん出演『光』基本情報
監督・脚本・・・大森立嗣
音楽・・・ジェフ・ミルズ
2017年11月25日(土曜日)公開
特別前売鑑賞券発売中!
¥1,400(税込)※当日一般¥1,800の処
先着限定でオリジナルポストカード4枚セットプレゼント!
映画『光』のあらすじ
東京の離島、美浜島。中学生の信之は記録的な暑さが続く中、閉塞感のある日々を過ごしている。
美しい恋人の美花がいることで、毎日は彼女を中心に回っていた。
信之を慕う年下の輔は、父親からはげしい虐待を受けており、誰もが見て見ぬふりをしていた。
ある夜、美花と待ち合わせをした場所で、信之は美花が男に犯されている姿を見る。
そして信之は美花を救うために男を殺してしまう―。
その夜、理不尽で容赦ない天災が島に襲いかかり、すべてを消滅させた。
生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけだった。
それから25年後、島を出てバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる―。
妻子とともによき父として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花。
誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、ふたりの前にやってくるのだった。
キャスト
黒川信之・・・井浦新
黒川輔・・・瑛太
篠浦未喜・・・長谷川京子
黒川南海子・・・橋本マナミ
映画『光』の感想
怒りを見たときと同じような感覚でした。見終わると、あまりよい気分がしませんが、映画的にはストーリー、人間関係、心理描写はなかなかよかったです。
原作もかなり前に読みましたが、内容忘れてたので、新鮮でした!
依存とも取れる感情から生まれる暴力の連鎖。
人間誰でもいろんな面を持っているだろうけど、一瞬で変わる表情や行動にぞっとする。
ジェフミルズの音楽が違和感を感じたけれど、映画自体の不協和に合っているといえば合っている。
そしてその余白にいろんな想像を掻き立てられた。
出演者はとても良かったし、映像も雰囲気を出していた。
でも、あの出だしから不愉快な音に気をとられてしまった。あの大木とあの音の重なるのが、なんだかいやでならなかった。監督には、必要な音だったのかしら?
瑛太くんの切ない表情が印象的。
瑛太さんの映画『光』での演技の評価
全体的なストーリーの流れは原作に近かったのですが、
演出と音楽は、狂気と暴力が前面に出過ぎていたような気がします。そんな中、瑛太の怪演はすごかったです。
たすくの孤独感、いろんな事をあきらめたような虚ろな目、
ゆき兄に振り向いてほしいのに悪態をついてしまう不器用さ、
愛情に飢え愛を乞うような表情、などなど原作を読んで想像していた、たすく像よりもさらに色濃く表現され
ていました。まだまだ引き出し多そうな俳優さんです。
「光」
瑛太くんってこんな顔だった?と思うほどタスクでしかなくて、狂気的で優しくて繊細で依存的で寂しがりやのタスク。穏やかで冷酷で熱情的なユキ兄。大森立嗣監督は「命の輝き」をテーマに撮ったのだそうで、その多様性は恐ろしくけたたましかった。当然にある「日常」がいかに脆弱かという事。 pic.twitter.com/fxCh0b8s2H— 水曜日のレディースデイ (@Wednesdays_film) 2017年12月20日
光
去年からある胸糞(悪いけど面白い)邦画の匂いがする 空間の汚らしさ、子供時代と変わらないジトっとした暑さやベットリした汗、落ちた椿に捻れた樹木、更にジェフ・ミルズによる不快指数を高めつつクセになるBGM等が逃れられない島の呪縛と閉塞感を想起させる 瑛太の狂気入った演技素晴らしい pic.twitter.com/r5kXmuQsZB— シネマなぎ (@backtotnenow) 2017年12月19日
三浦しをん原作の映画「光」
全然理解が追い付かなかったけど井浦新と瑛太が凄かった。凄まじかった。— ぽむ👼 (@XlhP18CCiT4v9CT) 2017年12月14日
全体的に瑛太さんの演技への評価は称賛の声ばかりになっていますね。
まとめ
どちらかというと重たいストーリーですが、瑛太さんの演技が光る作品になっていますね。
瑛太さんは日本の映画界をけん引する実力派俳優さんです。
映画『光』を見ていない人は是非見てください。
2018年には『友罪』に出演します。この作品も重たいストーリーですがおすすめですよ!