和久井映見さんはとても若い頃からから
ドラマの主役を多く演じています。
16歳の時、東京ディズニーランドでスカウトされ
18歳の時、”花のあすか組”でドラマデビューを果たします。
今回、私が懐かしむことも含めて、
和久井映見さんの若いことのドラマ出演を振り返ります。
お好きなところからお読み下さい
和久井映見さんが若い頃に出演した名作ドラマ
和久井映見さんにとって、出演作での初のあたり作と思えるのは
陣内孝則の演技が印象的だった”愛しあってるかい”です。
このドラマに出演した時、和久井映見さんは若干19歳でした。
若い頃、というよりも、幼い頃のほうが正しいかもしれません。
その時は、最メインのヒロインクラスの役ではありませんでしたが
若い頃の和久井映見の演技の良さが光った作品と言えます。
このドラマがあたったことにより、
和久井映見さんは若い頃において、さらなるドラマ出演を果たしていきます。
和久井映見さんが若い頃に出演した映画の代表作
これは、1991年公開の映画”就職戦線異状なし”です。
就職活動を様子を、コミカルに、時にシニカルに描いた
今でも語り継がれる名作です。
この映画で、和久井映見さんは
日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞します。
和久井映見さんの若い頃では、これは大きな戴冠でした。
若い頃にこのような重賞を獲ることは本当に難しいことです。
それだけ、和久井映見さんの演技は
21歳にして、非常に磨かれていたものとなっていました。
ドラマデビューから、わずか3年にして
テレビドラマとドラマ映画で
頭角をメキメキを現していく和久井映見さん
そして、運命を変える一作が登場します。
元夫と共演した夏子の酒
1994年のテレビドラマ”夏子の酒”は
和久井映見さんの若い頃の出演ドラマの中では
外すことの出来ない作品です。
原作の興味深いテーマと人間ドラマとしての表現力は
素晴らしいものがありました。
そんな魅力あるキャラクターを和久井映見さんは熱演します。
若い頃の中でも、最強級の演技を見ました。
このような和久井映見さんの能力の高さが
このドラマのヒットの一因になったことは言うまでもありません。
主題歌の”空と雲と私”も本当に名曲でした。
さて。作品の話よりも、一般に知られているとすれば
この作品をきっかけに、萩原聖人さんと結婚することになる。
なのではないでしょうか。
ドラマでの共演のわずか1年後である1995年に結婚、
1999年に第1子が誕生するも、2003年に離婚しています。
経緯や逸話については、さまざまなブログ記事から知ることができます。
和久井映見さんの若い頃の話では
半端なドラマ出演よりも強烈な話題です。
若い頃だったからが故に、一気に熱が上がったのでしょう。
ただ、結果、誤った判断だったと言わざるを得なくなります。
若い頃は演技力は非常に高くても、
人としての判断においては、年齢相応だったのです。
残念ながら、若い頃での最大の汚点と言わざるを得ません。
本当に和久井映見さんは名優で
出演するドラマドラマで素晴らしい演技を見せてくれるだけに、
これは非常にもったいない話です。
主題歌がオリコン年間1位。異色の役を演じた月9ドラマ
これは私事でピックアップすることです。
Mr.Childrenが、オリコンチャート上で
2度めの年間首位を獲得した名曲「名もなき詩」が主題歌となっていた
名作ドラマ「ピュア」。
このドラマで和久井映見さんは
知的障害を持っていて、芸術面で突出した際を持つ
女性を演じています。
なかなか、知的障害者の演技をする事は
ほぼほぼないことですので、和久井映見さんどころか
すべての俳優、全てのドラマにおいても
異色中の異色と言えます。
設定上、若い女性が演じる事になるのですが、
ここで和久井映見さんに白羽の矢が立つあたり、
和久井映見さんの若い頃の演技力への評価は
1996年の段階で限界突破していたと言えるでしょう。
今までのドラマでも和久井映見さんが
若い頃から十二分に演技力の高さを発揮してきましたが、
この役が、和久井映見さんの若い頃のドラマ出演で
最も印象に残っています。
知的障害者を中心に置くドラマを制作できたのは
もしかしたら、和久井映見さんがいたからなのでは、と思うくらいに、
若い頃の和久井映見さんの演技の極致を見ることができました。
それだけに、主題歌は超有名であっても、
ドラマ自体の知名度の低さは気になります。
如何せん、となるテレビ番組で名もなき詩のイントロを聴いても
ドラマ名が出ずにスルーになったのを目にしてしまっていますから。
まとめ
和久井映見さんの若い頃のドラマを振り返ると
・デビューまもなく、ヒット作に恵まれコンスタントにドラマ出演をしていく
・続けて、名作映画の出演で重賞を獲得
・和久井映見さんの若い頃にはどうしても萩原聖人さんの辛味が出てきてしまう
・隠れた名作での名演は、まさに和久井映見さんの若い頃の演技の極致
1990年代。和久井映見さんが若い頃、20代の話をしてきました。
名作やヒット作への出演。萩原聖人さんとの結婚。
異色作で見せた演技の極致と、様々な話をすることができます。
勿論、若い頃から、年を経て演技が更に磨かれていき
“和久井映見さんをだしておけば、ドラマの安定感が増す”と
言われるくらい、出演にドラマにとって大きな存在になっています。
若い頃と今の和久井映見さん。両方にそれぞれの魅力があります。
しかし、共通して言えるのは“凄まじい演技力”なのではないでしょうか。
キャリア30年戦士の和久井映見さんです。
若い頃の出演作をリアルタイムで見ていた人の年層もあがり、
若い頃の演技を知らない人も多いと思います。
なかなか、ドラマの過去作はDVD化されていないものも多く
若い頃の和久井映見さんを顧みることは難しいです。
ただ、若い頃の和久井映見さんの演技と
今の和久井映見さんの演技をぜひとも比較してもらいたいな、と思っています。
今回は思い出も含めて書かせていただきました。
懐かしめた人、新しい発見ができた人。
そういう人が出てきているといいと思います。
